2008年12月2日火曜日

ヨン様フィーバーを実感・・

記述日時:2005年09月01日12:37

昨日人づてに招待券をもらったので、さいたまスーパーアリーナで行われた映画『四月の雪』(ペ・ヨンジュン主演)の公開記念イベントに行って来た。

ちなみに僕は“韓流”ファンでもなんでもない。『冬ソナ』は見てみたけど正直面白いとは思わなかった。
なわけでニュースを見て今だ根強い“韓流”ブームに感心はしていたけれども、世の一般男性同様「いまいち(どこがいいのか)わかんね〜」というのが本心だった。
しかし理解できないものほど興味をそそられるもので、怖い物見たさ的な気分で行ってしまいましたよ、熱狂のアリーナへ。

とにかく圧倒された。スゴすぎる。たかが映画のプロモーション・イベントに3万人(!)の女性が集結した様は凄まじいの一言。スター・ウォーズだってこんなに動員できないよ。3万人の観客の内、関係者以外の男性は多分僕を含めて30人もいないだろう異様な空間。そしてその3万人の視線、興味がたった一人の“男性”に注がれる・・。

僕はこれまでこんな状況を見たことがなかった。タッキーのソロ・コンサートなら似たような光景を見ることが出来るかも知れないけど、ステージに立っているのは僕とほとんど同じ年の男ひとりで、観客の女性は30〜60代をメインにした幅広い年齢層だ。自分の母親とそう変わらない女性達がまるで少女のように目を輝かせ、ひたすらヨンジュン氏の動作ひとつひとつを注視し、嬌声をあげている。

イベントがハネた後、少なくとも僕は理解した。これは“男には決して完全には理解できないだろう”ってことが。幾らかは理解できたこともある。ヨンジュン氏の魅力や、ファンの女性にも色々なタイプがいるということ。そしてこの特別な(異常な?)状況が永遠には続かないということをファンの女性も当のヨンジュン氏も理解してるだろうということ。

男は往々にして女性の刹那的な面に反発するけど、刹那であるが故にこの瞬間がここまで熱いものになるということは理解できる。男性にとってのサッカーや野球の熱狂とはまた違うが、共通点はある。しかし、そもそも男性がこの“熱狂”を理解しようとすること自体野暮で無用のことかも知れない。だってそこには“ヨン様”以外の男性の居場所は無いんだから(笑)。
僕らに出来るのはせいぜい、もし自分の身内の女性が“ヨン様”に入れ込んでしまったとしたら、それを暖かく見守ってやる位だろうな。彼女たちの楽しそうな眼を見れば、それを否定する理由は何もないことがわかる。

そこで最後まで気になったのは、この“世界”で唯一の男性であるヨンジュン氏の気持ちだけど、これは逆にファンの女性には決して理解し得ないところじゃないかな。結局“相互不理解”ってことがキーなのかな。そう考えると今更ながら“男女関係”って不思議だよな。なんでこんな関係を作ったのか、神様の気持ちが一番知りたいかも。

すっかり“ヨン様電車”と化した埼京線で家路についたわけだけど、面白かったけど、疲れた・・

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